飛ばなかった紙飛行機2026年5月8日·3 分蛙鳴町奇譚 コポー オヒサマ ソンチョー 梅雨 紙飛行機 ゴーヤー 世界赤十字デー「べちゃ……」 五月の朝、池の端でコポーは折りかけた紙を一枚、静かに膝に落とした。空気が重い。梅雨の入り口を嗅ぎつけたような湿った南の風が龍神様の池を揺らし、岸の葦がやわらかくしなっている。