粉のゆくえ2026年5月7日·2 分蛙鳴町奇譚 コポー ソンチョー コナモンの日 連休明け連休が明けた朝の広場は、妙な静けさをまとっていた。 コポーは石段に腰を落とし、地面の白い粉を指でなぞった。昨夜の屋台が打ち粉をこぼしていったのか、石畳に細い白い線が残っている。踏めば消える。踏まなければ、また風が来て飛ばす。